今日の経営は知的資産の価値向上が非常に重要になっています。
ナレッジマネジメントなどと言われることもありますが、
基本的には個人単位の経験や知識、研究による成果を企業独特のものへ
そして社員全員で共有できるものにすることにより、
企業の価値向上、ひいては大きな利益につながることになります。
会社が成り立っているということはその会社に価値があるからです。
なんの価値も無ければ会社は潰れてしまいます。
つまりこの企業価値のコントロールやマネジメントができるかどうかが
企業として生き残るために重要なわけです。
知的資産とは企業の目に見えない様々な価値を総称したものですが、
具体的には、人材、組織力、ネットワーク、情報収集力、技術、専門的知識
信頼やブランド力といったものになります。
先ほども書きましたが、どの企業もそれを持っています。
それをいかに上手に向上させて、最大限に利用して効果を発揮していくか
これが知的資産経営の基本となります。
自社の強みを精査し、伸ばすべきところを伸ばし安定した経営を目指します。
小難しく書きましたが、中小企業基盤整備機構では
「事業価値を高める経営レポート作成マニュアル」
というものを発表しています。
これはここまでお話しした内容を確認し、さらに向上させることができる
大変優れたマニュアルです。
時折このようなもので自社の経営を見直すことはすごくいいことだと思います。
お勧めです。