昨日欧州中央銀行の専務理事が
ソブリン債リスクについて言及したそうです。
なんでも世界経済はソブリン債危機に突入した危険性があるとか。
ソブリン債というのは
各国の政府又は政府関係機関が発行し又は保証している債券
のことで安全で金利が低い債権のことを言います。
逆にハイイールド債というのは償還されない可能性が高い
危険だけども高利回りな債券です。
ソブリン債が償還されないとなるとやはり影響は大きいはずです。
前回の金融危機とは比べ物にならない事態になるのでは、、、
とわたしもよくわからないのですが心配になってきました。
アメリカの株価の回復ぶりは目を見張るものがありますが、
経済対策と低金利政策の継続による回復が主な要因です。
また、逃げ足の速いヘッジファンドの資金力が
リーマンショック前の資金力に戻ったそうで、
同じことが繰り返されるのかと思うとそれもまた心配です。
実際の経済が健全に回復するのはまだまだ先の話で、
やはり当面はリスク回避が重要なのかもしれません。
ギリシャの問題も根が深いようですが、支援策もあるようですし
なんとか回復傾向の世界経済をこのまま維持して欲しいところです。